新人教育について

教育

誰もが経験したことがある新人時代。

指導する側と指導を受ける側にギャップがあると「以前教えたのにできていない」「教えてもらってないことについて注意をされて納得できない」ということがよく起こります。

栄養士に限ったことではありませんが、1人栄養士の事業所が多く、指導をする経験が少ないために、新人教育に悩む栄養士とちゃんと教えてもらえていないと思う新人栄養士は多いと思います。

今回は新人栄養士または未経験栄養士が入社時から気をつけることを教えます。

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最初に覚えることは?

入社が決まったら、働く意欲とともに人間関係への不安が出てきます。

入社の手続き対応や初入社日の説明を聞いて、働くことへの不安が高まることもあります。入社時の担当者が栄養士でなく事務の職員の場合によく起こります。そんなのときは常に期限と必要なものを確認する癖をつけましょう。

先輩栄養士は最初から仕事ができることは期待していません。新人栄養士が職場の人のことを知らないのと同じくらい職場の人は新人栄養士のことを知りません。

最初は仕事を覚える前に、自分のことを覚えてもらいましょう。具体的には初めて会う人には必ず、自分から挨拶と簡単な自己紹介を行います。すると必ず相手も自己紹介をしてくれます。

相手がどんな人がわからない中、挨拶だけでもしっかりできれば「ちゃんとした人」「しっかりした人」という良い印象を与えることができます。

仕事をする前に挨拶をしっかり行うことを覚えてください。

小さな目標の設定

教育計画が作成されていれば良いですが、栄養士が少ない職場では教育計画は基本的にありません。

新人栄養士は自分で目標を設定しましょう。もし言えるのであれば、教育計画を作成してもらいましょう。(言いづらいと思いますが、入社前に教育計画について確認できれば安心です)

新人教育計画がなくても、どういう順番で何を指導するのかおおまかには決まっているので、教えてくれるはずです。

大きな目標でなくて大丈夫。1日ごとの目標、今週の目標で大丈夫です。

  • 仕事を教えてもらったら、いつまでにできるようになればよいか目安を聞きましょう

確認をしないと、新人栄養士は「明日はメモできなかった部分を再度教えてもらおう」と思っていても、教えた側が「明日には完全に1人でやってもらう」と思っていた場合、次の日にに新人栄養士はおそらく失敗するでしょう。

それを防ぐために、教えてもらった内容に対しての確認と、いつまでにはできるようになっていればよいか確認しましょう。お互いの認識を一致させることが重要です。

認識の一致ができていないと「教えたのにいつまで立ってもできない新人」と「細かく教えてくれないのに指摘ばかりする先輩」とお互いの関係が悪化してしまいます。

この小さな目標の達成の積み重ねが仕事に対する自信となり、着実に力がついていきます。

管理人の教育計画

管理人は新人に対して、初日の最初に「これから会う人達は仲間だから、自分から挨拶して自己紹介をしてください」と伝えてから、厨房の案内等をおこないます。

そして、新人に何を求めているのか理解してもらうために説明します。1年間の大まかな教育計画の1ヶ月目の目標には「職員の顔と名前を覚える」があります。

あとは毎月面談を行い、目標が達成できたかどうか、本人評価と上司評価を確認し、来月の目標の説明を行っています。

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新人栄養士のための教科書

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